士業の先生と不動産業者が共同のセミナーをする場合には、様々な専門的な知識と経験を生かして非常に効果的なものにすることができると思い込んでしまうことが少なくありません。また士業の先生の人脈で多くの資産を持っている顧客を獲得することができると思い込んでしまうことも多いものです。しかしこのようないわゆる、「取らぬ狸の皮算用」的な発想は捨てた方が良いかもしれません。
士業の先生の全てが資産家と付き合っているわけではなく、また不動産に関して専門的な知識を持っているわけでもありません。あくまでも法律的な面で不動産の取引における様々な問題とこれを回避する対策を説明してもらうと言う意識を持ち、その後の営業的な戦略等は自分たち自身で行うことが大切です。